院長ごあいさつ
当院は2006年開院の野中診療所を前身とし、 2021年4月1日より大阪ヘルスケアクリニックとして名称を新たにスタートすることとなりました。
『ヘルスケア』という言葉には、健康の保持・増進という意味があります。その目的は年齢と共に低下するQOL(生活の質)やADL(日常生活動作)を保つ、ということです。
私は、整形外科医として外傷をはじめ、関節の老化を意味する変形性関節症の治療に主に携わってきました。急な怪我というものは避けられない要素も大きいのですが、全身の各器官の疾患は潜在的に何年も何十年もかけてゆっくりと進行する老化が原因になっていることが多いのです。
誰もが「歳だから・・」という言葉には一定の寂寥と諦めの気持ちを抱くものです。若さや健康が資源だとすれば、私達は日々それを消耗しながら生活しています。その資源は目に見えず、いわゆる認識しにくいものですが、間違いなく人間の生活の根幹をなす大切なものです。大事に資源を使うのか、少々荒々しく使うのか・・・その使い方は、生き方や価値観にも関わることであり、どう生きたいか、どう生きるべきなのかは各個人が決めることです。
しかしながら、やはり数年後~数十年後の未来も健康で若々しくありたいということは皆様が望むことではないでしょうか。老化(各器官の機能低下)のサインに気付き、日々意識しながら行動変容を起こすことで長期的未来がより良い方に変わってくるとすれば、今日実践出来ることは何でしょうか?それは習慣としてストレスなく日常に根付きそうですか?
患者様の様々な生活背景や価値観を尊重し、そっと寄り添いながら「おひとりおひとりの、ありたい未来に向けて、長期持続可能な習慣とは、予防とは、治療とは?」を日々考えながら診療をおこなっています。
当院には、整形外科専門医・救急専門医・内科専門医・脳神経外科専門医が在籍しており、各々の知識経験を共有し、患者様それぞれに最適な、各科のへだたりのない診療を目指しています。日常の急な困った病気や怪我、慢性期疾患の治療、予防医療など、是非お気軽にご相談下さい。
当院で出来ない検査や専門的治療は、地域基幹病院や提携医療機関に迅速にご紹介いたします。
- 略歴
- ・長崎大学医学部医学科卒業
・済生会千里病院 初期臨床研修・整形外科専修
・徳之島徳洲会病院 整形外科 医員
・湘南鎌倉総合病院 人工膝関節センター 医員
・大阪医科大学附属病院
(現:大阪医科薬科大学附属病院)
救急医療部 助教准
・ほうせんかクリニック桃山台 院長
・大阪ヘルスケアクリニック 院長 - 資格
- ・日本整形外科学会 整形外科専門医
・日本抗加齢医学会 認定専門医
・Executive MBA(AMBA・AACSB認証)経営学修士
・日本医師会認定産業医
・臨床研修指導医
ドクターごあいさつ
日曜日を担当している太田孝志と申します。
救急・プライマリケアを専門にしています。急な疾患で困った時に是非ご相談下さい。
胸部や腹部の超音波検査におけるスクリーニング・検査に力を入れており、得意分野です。
また漢方薬についても勉強していますので、西洋医学で治らない等の悩みがある方もご相談下さい。
学生時代はトライアスリートでインカレ出場もしましたが、今は雨の日も風の日も、日々のランニングを日課としています。毎年フルマラソンには出場しており、サブエガ(2時間50分)を達成しています。休んだ方がいいと周囲に言われることもありますが、日課であり趣味でもあるので、止められません。夏は熱中症に気を付けるようにしていますが、今のところ健康なようです。これはあくまでも私のケースです。
皆さまにも、ご自身に合った長く続けられる習慣作りが出来るようにアドバイスしたいと思います。地域の皆様の健康作りのためにこれからも頑張ります。
- 略歴
- ・山形大学医学部医学科卒業
・東京大学大学院 医学系研究科
公共健康医学専攻卒業
・佐世保市立総合病院・
長崎大学医学部附属病院 初期臨床研修
・湘南鎌倉総合病院 救急総合診療科 専攻医
・徳之島徳洲会病院 内科・救急医療医員
・S.S.オセアニック号船医
・榛原総合病院 産科婦人科・内科・
家庭医療・救急医療医員
・在横須賀米海軍病院 フェロー
・大阪医科薬科大学附属病院
救急医療部 講師 - 資格
- ・医学博士
・公衆衛生学修士
・臨床研修指導医
・日本救急医学会 救急専門医・指導医
・日本プライマリケア学会 認定医・指導医
・日本超音波医学会認定超音波専門医
・日本ペインクリニック学会 専門医
・日本医師会認定産業医
・ECFMG certificate(米国医師免許)
顧問ごあいさつ
長年にわたり、富永病院・富永記念病院に勤務し、その後は野中診療所の院長として勤めてまいりました。現在は、富永病院にて脳神経外科 非常勤外来を担当しています。
富永病院で20年以上も前に治療した患者様が、元気にクリニック通院されておられる姿を拝見し、感慨深いものがあります。
現在、大阪ヘルスケアクリニック内での定期診療枠は設けておりませんが、脳神経外科領域について、陰ながらフォローしております。皆様のお役に立てれば幸いです。
- 略歴
- ・富永記念病院院長
・野中診療所院長 - 資格
- ・日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医